2019年10月4日(金)公開の映画『ジョーカー』
第76回ベネチア国際映画祭で堂々の最高賞(金獅子賞)を受賞!
バットマンでおなじみの悪役ジョーカーは生まれながらのサイコパスではなかった?!
名もない道化師の男が、唯一無二の悪のカリスマとなるまでのエピソードが公開されます。
そんな人気の悪役に焦点をあてた映画『ジョーカー』の主役のホアキン・フェニックスをはじめキャストのプロフィールをまとめました。
ジョーカー映画キャスト紹介一覧
それでは映画『ジョーカー』に登場するキャストのプロフィールや生い立ちやエピソード、出演作品についてみていきましょう!
ホアキン・フェニックス(ジョーカー役)
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まずは主役であるアーサー・フレック(のちにジョーカーと名乗る男)を演じるのはホアキン・フェニックス。
アーサー・フレックはピエロの仕事のわずかな収入で病気の母の面倒をみる心優しい男という設定。
プロフィール
名前:ホアキン・ラファエル・フェニックス
生年月日:1974年10月28日
出身地:プエルトリコ サンファン
身長:173㎝
ホアキン・フェニックスの主な出演作品
『誘う女』(1995)/ジミー・エメット役
『Uターン』(1997)/トビー・N・タッカー(TNT)
『グラディエーター』(2000)/ルキウス・アウレリウス・コモドゥス役
『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』(2005)/ジョニー・キャッシュ役
『ザ・マスター』(2012)/フレディ・クエル役
『her/世界でひとつの彼女』(2013)/セオドア・トゥオンブリー役
『インヒアレント・ヴァイス』(2014)/ラリー・スポーテッロ役
『ビューティフル・デイ』(2017)/ジョー役
ホアキン・フェニックスの生い立ちやエピソード
- 両親は宗教団体「神の子供たち」の宣教師であった。
- 同団体のコミュニティーが南米に形成されていたためプエルトリコ生まれである。
- 1978年に両親が信仰心を失い団体を離脱。ホアキンが4歳の時で宗教から離れる決断をしてアメリカに帰国。
- 宗教から離れ生活基盤を失い、両親は共働きで兄妹は街頭に出て歌や演奏をし金銭を稼ぐ日々だった。
- 兄妹の一人がCM出演の機会を得て、芸能界への道を進み始める。
- ホアキンだけは子役に進む兄妹と離れ父と南米の旅へ出る。その経験からスペイン語をマスターする。
ホアキン・フェニックスの俳優デビューからのエピソード
- 1982年俳優としての道を進む決心をし、兄が出演していた番組で初出演する。(最初はリーフ・フェニックスという名義だった)
- 15歳になり本名と組み合わせたホアキン・フェニックスと名乗る
- 1993年兄リバー・フェニックスとジョニー・デップの所有するナイトクラブを訪れた際に、兄が麻薬の大量服用で死亡する事故に立ち会う。
- 兄の死亡事故を機にマスコミからの過剰な取材に合い、一時的に映画界から離れる。
- 1年後に友人の後押しで俳優に復帰し数々の映画の主演を務める。
ホアキン・フェニックスの怪演エピソード
(参照:ウォーク・ザ・ライン/君に続く道)出典:洋画専門チャンネル ザ・シネマ
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』
50年代からアメリカで活躍した歌手、ジョニーキャッシュ役を演じる。
吹替なしで全ての歌と演奏をこなし、オスカー主演男優賞候補に!
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『容疑者、ホアキン・フェニックス』
2008年10月に突然、「俳優活動が疲れた」という趣旨の発言をし歌手へ転向する意思表明をする。
ところが一連の行動は全てフェイクドキュメンタリーだった。
フェニックスの身を案じていた全米ファンを激怒させたという問題作!
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『ザ・マスター』
ランカスターというカリスマ教祖に導かれる、アルコール依存症の元海軍兵士のフレディの役を演じる。
左口角だけを上げる話し方で男の内面まで表現し演じていたようだ。
『her/世界でひとつの彼女』
女性の声のOS(コンピュータのプログラム)に恋をする手紙代行者の役どころ。リアルの人との関わりに苦労する。純粋な人物像は今回の映画『ジョーカー』のアーサー・フレックと共通する。
2019年10月4日公開の『ジョーカー』
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ゴッサムシティの底辺でピエロの仕事の乏しい稼ぎで病気の母を看病するアーサー・フレック。人気コメディアンになる夢を描きながら生きる純粋で優しい男だった。
そんな男が理不尽な暴力と弱者を顧みない政治や社会に痛み付けられる。母の「どんな時も笑顔で」という言葉通り、本意ではない笑いを漏らすアーサーだったが、やがて悲しみと怒りが爆発しジョーカーとなる。
ザジー・オリヴィア・ビーツ(ソフィー・デュモンド役)
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アーサー(ジョーカー)が好意を寄せる、シングルマザーソフィーを演じるのは、ザジー・ビーツ。アーサーに寄り添い彼にとって唯一の心の許せる存在となったかに思えた・・・
ザジー・ビーツのプロフィール
名前:ザジー・ビーツ
生年月日:1991年5月25日
出身地:ドイツのベルリン生まれ/アメリカニューヨーク育ち
身長:168㎝
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ザジー・ビーツの主な出演作品
『アトランタ』(2016)/ヴァネッサ(ヴァン)役
『ジオストーム』(2017)/デイナ役
『デッドプール2』(2018)/ドミノ役
ザジー・ビーツの生い立ち
- ドイツ人の父親とアフリカ系アメリカ人の母親を持つハーフ
- 幼い頃にニューヨークに引っ越し、地元の演劇に参加
- ラガーディア高校で演劇を学び、スキッドモア大学在学中にフランス語を学ぶためパリへ。
- 2013年、大学卒業後に本格的に女優活動を始めました。
- 恋人は俳優のデイヴィッド・リズダール
ロバート・デニーロ(マーレイ・フランクリン役)
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トーク番組の司会者であるマーレイ・フランクリンを演じるのはロバート・デニーロ。貧しい生活の中でアーサーとその母親が楽しみにしているテレビショー。アーサーはマーレイに憧れてコメディアンになる夢を抱く。
ロバート・デニーロのプロフィール
名前:ロバート・デニーロ
生年月日:1943年8月17日
出身地:アメリカ ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジ
身長:177㎝
ロバート・デニーロの主な出演作品
『ゴッドファーザーPARTⅡ』(1974)
『タクシードライバー』(1976)
『レイジング・ブル』(1980)
『キング・オブ・コメディ』(1983)
『グッドフェローズ』(1990)
『ミート・ザ・ペアレンツ』(2000)
『世界にひとつのプレイブック』(2012)
『マイ・インターン』(2015)
ロバート・デニーロの生い立ちやエピソード
- 父親のロバート・デ・ニーロ・Sr.と母親のヴァージニア・アドミラルとの間に生まれた。両親は共に画家である。
- 父はイタリア系及びアイルランド系、母はイングランド、ドイツ、フランス、オランダの血を引いている。
- ロバート・デニーロが2歳の時に両親が離婚し母方に引き取られる。実際は父親も近所に住んでいたため行き来していたそう。
- 少年時代から役者に憧れを持っていた。ステラ・アドラーに演技を学び、その後アクターズ・スタジオに通う。
- ヨーロッパに出向き、各国を渡り歩きながら演技の修行も経験している。
マーク・マロン(テッド・マルコ役)
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トーク番組のブッキングエージェント役、テッド・マルコを演じるのはコメディアンのマーク・マロン。
マーク・マロンのプロフィール
名前:マーク・マロン
生年月日:1963年9月27日
出身地:アメリカ ニュージャージー州のジャージーシティ
身長:180㎝
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マーク・マロンの主な出演作品
『マーク・マロン・ショー』(2016)
『GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』(2017)
マーク・マロンの生い立ちやエピソード
- 整形外科医の父親であるバリーR.マロンと母親のトビーマロンから生まれる。
- ユダヤ系の家庭
- 父親が仕事の関係でアメリカ空軍に加わり、アラスカに移り住むことになる。
- 空軍から離れてからはニューメキシコ州のアルバカーキに引っ越し、そこで医療をする。
- 1986年にボストン大学を卒業し、英文学の学士号を取得。
- 24歳の時にロサンゼルスでコメディの仕事を始めた。
フランセス・コンロイ(ペニー・フレック役)
Plays in which #FrancesConroy played a Thread & Timeline
(because why not ^^) pic.twitter.com/Ogx8kvZ9Sp— Ash (@mattei_ashley) July 15, 2019
アーサー(ジョーカー)の母親役であるペニーフレッグ役を演じるのは、フランセス・コンロイ。
フランセス・コンロイのプロフィール
名前:フランセス・コンロイ
生年月日:1953年11月13日
出身地:アメリカ ジョージア州 モンロー
身長:172㎝
フランセス・コンロイの主な出演作品
TV『シックス・フィート・アンダー』(2001~2005)/ルース・フィッシャー役
『キャット・ウーマン』(2004)/オフィーリア・パワーズ役
『ブロークン・フラワーズ』(2005)/ドーラ役
『ザ・シーカー 光の六つのしるし』(2007)/ミス・グレイソン
TV『アメリカン・ホラー・ストーリー』(2011~2012)
テレビでの出演も数多くこなしている。
フランセス・コンロイのエピソード
- ジュリアード音楽院で演技を学び、ブロードウェイ、オフ・ブロードウェイの舞台で高い評価を得ている。
- 一度離婚を経験している
- 現在は友人関係を築いていた男性と再婚していて、1992年に一緒に日本に来日したこともある。
- 日本が好きで特に東京の雰囲気がいいのだとか、ロサンゼルスのリトル東京へよく足を運び、週に1度は行くという行きつけのレストランも日本食レストランだそう。
ダンテ・ペレイラ=オルソン(ブルース・ウェイン役)
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のちにバットマンとなる男の子ブルース・ウェイン役を演じる。
ダンテ・ペレイラ=オルソンのプロフィール
名前:ダンテ・ペレイラー=オルソン
誕生日:2008年生まれ
身長:145㎝(10歳の時点で)
:ダンテ・ペレイラ=オルソンの主な出演作品
ドラマ『Happy!』(2017)
『ビューティフル・デイ』(2017)/少年時代のジョー役
ダンテ・ペレイラ=オルソンの生い立ちやエピソード
- 『ビューティフル・デイ』ではホアキン・フェニックスと共演。ホアキン・フェニックス演じるジョー役の子どもの頃を演じていた。今回の『ジョーカー』では敵対役のバットマンの子ども時代を演じる!
映画【ジョーカー】キャスト一覧☆プロフィールまとめ
今回は『ジョーカー』の主人公や主要キャストのプロフィール、生い立ち、エピソードをまとめてみました。
豪華キャストで贈られる今回の映画にはそれぞれのキャストの強くこだわりぬいた思いがつまっている作品だと感じました。
お披露目では上映後に8分間に及ぶスタンディング・オベーションが巻き起こったとのことです。
ただの恐怖、暴力の映画ではない期待の話題作を是非チェックしてくださいね!!
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